新しい明日は理想とする福祉や介護そして待遇を目指して若いスタッフが一から作り上げた団体です。

昔、今そしてこれから

光陰矢の如し、いつの間にか法人設立から10年が経過し、最初の事業所を開設してから7年目に入りました。これまで多くの方々のお力添えと激励のお声を支えにして今日があることを心から感謝して、関係各位の皆様、諸先輩方、従業員のお一人お一人にこの場を借りてお礼を申し上げます。

世はまさにこれまでに経験したことのない自然の猛威の中で、我々人間の無力さを痛感するとともに日頃からの物的な備えと、これからどのように生きてい行くのかと言う精神論的な将来像の構築が求められてくるように感じます。そのような中で日常の生活になんらかの支援が必要な方々に対して我々のように福祉分野からサポートをする専門職に求められることも大きく変わりつつあるのかと感じています。

それは、年齢・性別を超えて福祉専門職には人柄の良さや優しさが求められていた時代がありました。おそらく現在も多くの点でやんわりとしたいわゆる福祉分野系の草食的なやさしい人格者が求められ、そのような方々が中心的に活躍され現在の介護・福祉の分野を支えていると表現しても多くの方には異論がないと思います。

しかし、私は敢えて現状を追認するのではなく他の業種に対しても待遇や業務に対する充実度、やりがい等に対して劣ることなく、まさになりたい職業ランキングの上位に入るためにもこれから求められることは《人柄の良さを超えた、プロの安心感》を周りの方々へ、地域へそして日本社会全体に対して体現することが必要であると感じています。

そのためにも私は先頭に立って声を上げ続けてゆきたいと法人設立から10年目の今、新たな決意を持ちました。